1.施設に英会話レッスンを取り入れようと考えたきっかけを教えてください。
たいようの里では、住居だけでなく絵画教室や音楽教室などアクティビティの提供を行っています。ですが、もっと内容を充実させたく、新しいアクティビティを模索していました。
そんなとき、現施設長が以前所属していた当グループの介護付き老人ホーム「ケアレジデンス青葉」で訪問英語レッスンをお願いしていたオーラ先生を思い出し、これだ!と思い体験レッスンを依頼しました。
2.はじめてのレッスンの印象やオーラに依頼を決めた理由を教えてください。
オーラ先生は日頃こどもたち向けに英語のレッスンを行っていることもあり、入居者が親しみやすい内容のレッスンを行っていただきました。
当施設の入居者の中には手が使えず創作アクティビティ(図画工作など)が出来ない人が多いのですが、オーラ先生の英語レッスンでは会話が中心となるため障がいのある方でも参加しやすく、皆さん本当に楽しそうにレッスンを受けていました。
レッスン終了後にアンケートを実施したのですが、「先生が面白い」「英語は楽しい」といった感想が多く集まりました。
3.レッスンを取り入れるに当たって、利用者やご親族の反応はいかがでしたか。
体験レッスンを受けて、オーラ先生の英語レッスンを当施設のアクティビティに導入することを決めました。
はじめは、入居者の親族の方の反応など気になりましたが、実際に施設を訪問してレッスンを目にされた方から「楽しそうでいいね」とお言葉をいただき安心しました。
中には親元へ一時帰宅した入居者の方が、ご家族へ英語を披露されたといったお話も聞いて嬉しくなりました。
4.英語レッスンを取り入れることにより変わったことはありますか。
はじめは思いもしなかったことですが、スタッフとも英語で挨拶をする入居者さんが増えました。
ある入居者さんは口数が少なく、最低限必要な会話しかしなかったのですが、英語のレッスンを受け始めて話す事が楽しくなったみたいで、よくスタッフと世間話をする様になりました。また、アクティビティが導入されたことにより、スタッフが入居者と一緒に参加して英語を楽しんだり、アクティビティの間に自身の仕事に集中して業務負担が減ったりなどスタッフにも良い効果がありました。
以前よりも入居者さんや施設自体の雰囲気が明るくなり全体的に会話が増えたように感じます。
オーラ先生が来てくれるようになってから本当に助かっています。
5.今後、オーラに期待することはありますか。
入居者の中には他のアクティビティには参加しないのに、英語レッスンだけ参加する方もいます。
皆さん本当に楽しそうなので長く続けて欲しいです。よろしくお願いします。
インタビューにご協力いただいたお客様
「その人らしさ」と「ぬくもり」をテーマとし、障がいの有無に関わらず、誰もが相互に人格と個性を尊重しあい、支えあいの精神で「共生(共に生きる)」できる社会づくりを目指すために、福岡市・名子の地に誕生した障がい者支援施設です。
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