自分の小学校の入学式の日を覚えていますか?
今でもあの日が忘れられないアタクシ。
当時住んでいたのはとあるマンモス団地がある地域。
アタクシが入学した年は1年生は9クラスまでありました。
そんな事を知らずに学校へ出かけたアタクシ。
学校ではどの子も保護者もおめかしして、
浮き足立った空気がそこここを包み込んでいます。
廊下には人が溢れ、各クラスの前の廊下の壁には、
そのクラスに入学する子どもたちの名前を書いた模造紙が貼ってあります。
1組から順に名前を見ていく両親と同級生である兄、そしてアタクシ。
2組だったかな?兄の名前はそこにあり、教室に入る。
アタクシは父に手を引かれ自分の名前を探します。
3組、4組、5組。
まだアタクシの名前は出て来ない。
6組、7組、8組。
トイレを通り越し、階段の踊り場、渡り廊下を通り過ぎても
アタクシの名前はどこにもない。
きっとアタクシは学校に入れてもらえない。
そう泣きそうになった1年9組の前の廊下の
一番最後の方にようやくアタクシの名前を発見!
あの時のヨロコビ、あの時の安堵感。
あれはいまだに忘れられない。
新1年生の皆さん。進学した皆さん。
新学期ってなんとも言えない新しい空気にワクワクドキドキ、ハラハラだよね。
でもきっと大丈夫、楽しいはずよ。
思い切り楽しんで。
それでももし、何かあったら我慢しないで。
大人に話をするんだよ。
アタクシもココにいるからね。