小学3・4年生のクラスで家族をテーマにレッスンしていた時のコト
家系図(family tree)を見せながら
アタクシ:(子どもを指して)これが自分だとして、この人は誰?
子ども達:お父さん!
アタクシ:お父さんは英語で何と言う?
子ども達:Father!
お父さん(father)やお母さん(mother)は既に知ってる子ども達
この日は新しく、おじさん(uncle)やおばさん(aunt)、いとこ(cousin)を伝える日
アタクシ:(いとこを指して)これは誰?
子ども達:いとこ!
アタクシ:いとこは英語で?
子ども達:???
アタクシ:cousinね。(おばさんを指しながら)これは誰?
子ども達:いとこのお母さん
アタクシ:いとこのお母さんの事は何て言う?
小4男子:○○ちゃん!
アタクシ:そうか、最近は名前で呼ぶのも多いッたいね。自分がどう呼ぶかではなくて、いとこのお母さんの事を一言で言う言い方があるっちゃけど、それは何だ?
子ども達:???
アタクシ:おばさん
小4女子:そんな事言ったら怒られる!
アタクシ:おばさん、ってババアって事やなくていとこのお母さんの事はおばさん、お父さんの事はおじさんって言うと。正しい日本語やけん、ちゃんと覚えときいね。
子ども達:……
その日の我が家の食卓にて、昭和9年生まれの父にこの話をする
『俺の頃も中学に上がった時に“ハクジ”と“シュクジ”を知らない奴がいたもんなぁ……』
一瞬遅れてアタクシの中で“ハクジ”と“シュクジ”が変換される
ハクジ=伯父、シュクジ=叔父
そう言えば私もちゃんとわかっていない!
なので調べた
おじでもおばでも、自分の親より年上なら
ハクジ(伯父)もしくは、ハクバ(伯母)
自分の親より年下の場合は
シュクジ(叔父)もしくは、シュクバ(叔母)
英語を学ぶのも大事だけれど、まずは母国語の日本語をきちんと使わなきゃ
と、博多弁で英語を教えるアタクシは思う
*image via・http://www.freepik.com/free-vector/cute-family-tree-illustration_824151.htm